VivaldiとVimとHHKを愛してる

Vivaldiが大好きでVimが大好きでHappyHackingKeyboardが大好きな変人のブログです。

Vim指製造のために

これは、Vim指とかVim脳と呼ばれる思考プロセスを育成するために自分がやってきた方法を書きなぐった記事である。
万人に当てはまる方法ではないが何かの参考にしていただければと思う。

1.普段使うキーボードを変える


Vimとはインターフェースであると僕は思っている。
人によってはプラットフォームだとかOSだとかファイラだとかシェルだとか色々言われているが、僕個人はインターフェースの一つだと思っている。

そのインターフェースの上に乗っかっているのがキーボードである。
その、キーボードをHappy Hacking Keyboardにすることが僕のお勧めである。
出来れば、Professionalが良い。そして、無刻印墨のUS配列が最高である。
あくまでも、僕個人のお勧めである。

ちなみに、その前にHHK Lite2を使っていたが、Professionalにした方が十倍キーボードへの愛着が沸くので、Professionalお勧め。

キー配列を頭の中に入れるのが最初は大変かもしれないが、そこを乗り切れば実に楽しい生活が待っている。

2.普段使うアプリケーションを変える


アプリケーションといっても色々ある。
まずはエディタであるが、これは当然Vimにする。
全てVimでこなすようにするのが一番大事である。
EclipseVisual Studioに慣れた人からすると、Vimは一見貧弱なエディタに見える。
しかし、EclipseVisual Studioを少しずつ理解していったのと同じ要領でVimは理解できる。
唯一違う点は設定用のダイアログボックスが無くて自分で.vimrcを編集するという事だけだ。
そして、それこそが最速で環境を変更する手段であるという事に気づいた時、貴方の能率は(当社比)300%増になるであろう。
マウス→キーボードという指移動を(当社比)1000%減らすことが出来るという点も見逃せない。
基本理念としてキーボードで出来ることはキーボードでしよう、である。

さて、他にもメーラーやWebブラウザなども普段使うアプリケーションであろう。
ここで、メーラーとしてGmailへ一本化する事をお勧めする。
Gmailは非常に素敵な事に、キーボードショートカットがデフォルトでVimっぽい感じになっている。
J/Kで上下移動はもちろん、g,iといった2ストロークなキーボードショートカットが用意されており、Vimへなれるためのステップとして非常に優秀なWebアプリケーションである。
そうして、メーラーと言えば、起動する度に重くなるソフトが、何度起動しても同じ速度で処理出来るという利点に目をつけるとGmailによる快適な生活を送ることが出来るであろう。

Webブラウザはどうだろうか。
実は、IE以外の殆どのブラウザはVimっぽい動きをするための拡張やらキーボードショートカット設定がある。
それらを使えばあっという間にVim指に思考パターンを変更することが出来るであろう。
初心者の方ならば、Google Chromeの拡張をインストールするという方法が望ましいと思う。
ある程度慣れてきたら、Operaのキーボードショートカットをいじったり、Safariの謎拡張でそれっぽい動きをしても良いと思う。
そして、究極的にはFirefoxのVimperatorというブラウザ(Firefoxではない、Vimperatorというブラウザだ)に手を出してカスタマイズするようになれば良いと思う。
最も、そこまで行くと、当初の目的であるVim指製造から逸れてVimperator最強理論構築に走ってしまうことになるので、程々で止めることをお勧めする。
ちなみに、僕はOperaのKeyboard.iniを毎度毎度修正するというアホな事をやっているが、Vim指的にはそれで十二分なので、その程度でストップする方が当初の目的を達成しやすいと個人的には思っている。

3.Welcome to vim world!


この段階にまで進むと、Vimで済ませることはVimで済ませたいとかんがえるようになる。
例えば、ファイラやTwitterやらその他もろもろの出来ること全てをVimでできたら色々捗るなぁと思うようになる。
これぞ、Vim指のなせるアホ思考である。
ここまで思考が成長すれば、あなたは立派なVim指を習得したと言っても過言ではない。
どんなアプリケーションを使っていても、気がつけばjキー連打したり、C-nとかC-pをして大変な事になったり、文字列コピーをyキーを押すことで大変な目にあったりなど数々の失敗をするようになるであろう。
それぞ、素晴らしきVim世界である。Vim以外のアプリでのロスは、Vimを使えばお釣りがくるくらいに回収できる。
効率はVimを使い始めた時の数百倍になっている事間違いなし。
効率が下がる時期は確かにあるが、僕の経験上せいぜい半年である。
僅か半年で効率アップが確実ならば、チャレンジする価値はあると思う。


こんな駄文でしたが、最後まで読んで下さり、ありがとうございました。