VivaldiとVimとHHKを愛してる

Vivaldiが大好きでVimが大好きでHappyHackingKeyboardが大好きな変人のブログです。

何故HHKをオススメするのか ~ 或いは、キーボードマニアのくっちゃべり ~

HHKの素晴らしさ


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Happy Hacking Keyboardについて、名前くらいなら聞いたことがあるものの、実際に触ったことがないという人は多いかもしれません。そのような方の為に、何故HHKが素晴らしいかを書き綴って行きたいと思います。これによって、少しでもHHKファンが増えることを望みます。

HHKの利点

  • キー数の少なさ
  • 省スペース
  • 打鍵感
  • 高質感

ざっと思いつくだけでこれだけ上がるので、1つずつ書いていきます。

キー数の少なさ

キー数が少ないというのは、キーボードにおける美学です。キー数が多いほうが便利じゃんと思う方は、きっと思想が根本から違うので、MicroHard社が出してるあの奇矯な形のキーボードでも使っときやがれと申し上げます。さて、キー数が少ないことは何故美学なのかを説明します。これは論理的な結論ではなく、感覚的な結論ですので、当然賛否両論あるでしょう。

まず、キー数を覚えるのに人はどれほど時間がかかるでしょうか。キー数が多いと多い分だけ覚える量は増えます。メールキーとかインターネットキーとかしょうもないキーがあると思えば、ディスプレイ切替とか無線LAN有効無効とかそれら日常的に使うキーもあります。何にせよ、キーボードのキーにはそれぞれ意味があります。意味のないキーは殆どありません。

さて、キー数が多いのはキーを覚えるだけで大変です。一般的な109キーの場合は文字通り、109個も覚えなければなりません。一方、HHK Proはわずか60個です。ファンクションキーとか矢印キーすらとっぱらう姿勢に少数の美学を感じます。良く、『デザインは引き算だ』という言葉を聞きますが、まさしく限界まで引き算をしたのがHHK Proです。コレ以上キー数を減らすと汎用性が落ちてしまうでしょう。逆にこれ以上キー数を増やすと美学ではなくなります。やはり、最適なキー数は60個なのです。

キー数が少ないと、その分「キーの組み合わせ」を覚えなくてはいけません。例えば、ファンクションキーと同様の動きをするためにFn+数字キーといった組み合わせを覚える必要がありますが、その「キーの組み合わせ」は指が勝手に覚えるので、頭使わなくても良いです。そして、その分省スペースが実現できているため、指の疲れが(当社比)1.5倍くらい違います。つまり、感覚的には1.5倍の量の文字を叩きこむことが出来るのです、感覚的には。

省スペース

省スペースの利点は先に挙げたとおり、キーへの距離が短い分、大量に文字を入力できるというのがあります。それだけではなく、限られた机の空間を広々と用いることができます。理想としては机を広くするというのがありますが、残念なことに多くの人の机は大変狭い空間であり、限られています。その上、仕様書や食玩やゲーム機等机の上に置いておきたいものは次第に増えていくものです。その為にも、キーボードの空間は小さければ小さいほど良い。この省スペースというのはどちらかと言わなくても、日本に置いて最大の利点となるポイントであります。

打鍵感

HHKの打鍵感は多少固めです。とはいえ、メカニカルほどカチカチしている訳ではありません。Realforceの滑らかさよりもやや重いイメージがあります。しかし、それこそキーを叩いているという感触があり、満足感が違います。もちろん、ぺにゃぺにゃの打鍵感の方が疲れは少ないのですが、喜びは半減です。そうです、HHKを使う人はキーボードを打鍵することが好きなのです。そして、その喜びを最小限の疲れで最大限で感じるためにはHHK Proが最適解なのです。

※個人差がありますので、あしからず

高質感

質感の高さは言うまでもありません。僕が触って素晴らしい質感だと感じたのは、HHKRealforceくらいです。それ以外は「まぁ、こんなもんだよなー」ってイメェジです。それくらい差があります。毎日触るキーボードの質感は高いに越したことありません。

※個人差がありますので、あしからず

HHK LiteとHHK Proどちらが良いか

お金の無い学生の内はHHK Liteで我慢するというのが一番正しい正解だと思います。僕自身そうでした。

HHK ProとLiteの決定的な違いはその質感です。HHK Liteは正直安物の質感で打っていくうちに飽きます。絶対に飽きます。キーボードが好きな人間がいうので間違いありません。しかし、HHK Proは全然飽きません。毎日触っていても飽きないキーボードなのです。当初は2万近く払うのは馬鹿馬鹿しいと思っていましたが、今の自分からすると、たったの2万でこれだけ素晴らしい物を手に入れられるなら、なんでもっと早く手に入れなかったのだろうと思ったくらいでした。それほど、HHK ProとLiteには違いがあります。店頭でその差を触ってみて感じてみるというのは大事ですね。

考えるな、感じろとはよく言ったものです。お金がある人は是非HHK Proを購入してください。

終わりに

私がオススメするモデルは下記のモデルです。それでは、良いキーボード生活を。