なぜ私はUS配列にこだわるのか
HHKの配列
HHKのキー配列を忘れたときは、ここで確認することが出来る。 とは言え、このキー配列をそのまま使っている人はあまりいないであろう。 キーボードにこだわる人間は、キー配列にもこだわるからだ。 ゆえに、デフォルトのキー配列から自分好みのキー配列に切り替えるのは、ごくごく普通の思考である。
現在使っているキー配列について
別のブログで書いている通り、私は、セミコロンエンター派である 当時は、NILScriptを使ってキーバインドを変えていた。 最近ではAutoHotkeyを愛用している。 その設定は下記の通りである。
#Include IME.ahk
;semicolon 2 enter
SC027::Send, {Enter}
;Ctrl+semicolon 2 semicolon
^SC027::Send, {SC027}
;Rwin toggle ime
Rwin::
getIMEMode := IME_Get()
if (%getIMEMode% = 0)
{
IME_SET(1)
return
}
else
{
IME_SET(0)
return
}
コメントを読んでいただければ分かる通り、非常にシンプルなスクリプトだ。 セミコロンをエンターに、Ctrl+セミコロンという特殊なキー入力の時に、エンターにするというだけだ。 それに加えて、右OptキーをIMEのトグルに使っている。 これは、以前からずっとしているキー配列だが、日本語入力する際に実に楽に切り替えが出来るのでオススメだ。
案外この設定にしている人を見かけることはない。もしかしたら、日本では私一人がこのような設定にしているかもしれない。 しかしながら、後続の方々のために敢えて設定を晒すことにしよう。
US配列を愛する理由
US配列に切り替えた当初はその配列の
私は記憶力が悪いので、キー数が増えれば増えるほど混乱していくタイプである。 ゆえに、キー数が最小のキーボードを愛用するのは至極当然の志向である。 キー数が少ない分はキーの組み合わせで足りないキーをカバーする必要がある。
考えてみると分かるが、多くの特殊キーは常用ではなく、非常時に使うものが殆どである。 仮に、その特殊キーを常用する環境であるならば、その特殊キーをリマップすればいいだけの話である。
上記の通り、私がUS配列を愛する理由は明快且つ、明確である。
JIS配列を愛する人びとにもそれぞれ理由があり、こだわりがあると思う。 それを批判する気は一切ない。 自分の好きな配列でキーを入力すべきというのが、私の信条だからだ。
とはいえ、まだキー入力にそこまでこだわりを持っていない人がこの文章を読むかもしれない。 その人たちにささやかなアドバイスをお伝えするとすれば、この配列が良いと推している記事を信じてはいけない。 US配列だろうが、JIS配列だろうが、あるいはどんな特殊な配列でも慣れてしまえばそれがあなたにとっての最適解になる。
様々なキー配列を試して、最適解を見つけるのが、キー入力愛好家にとって最高の楽しみである。