VivaldiとVimとHHKを愛してる

Vivaldiが大好きでVimが大好きでHappyHackingKeyboardが大好きな変人のブログです。

HHKB Professional Classic Type-Sが出た

HHKB Professional Classic Type-Sが出た

HHKB Professional Classic Type-Sが発売された。

プレスリリースを読むと分かるが、

  • Hybrid Type-Sの有線版が欲しい
  • 日本語配列が欲しい
  • キーマップ変更ツールも対応して欲しい

というユーザの要望にできる限り答えたバージョンとなっている。なかなか強欲な欲望だ。そもそも、Hybrid Type-Sで実現出来てることなので、要するに廉価版が欲しいだけなのではと私は邪推するのだが、そもそも、キーボードにお金をアホみたいに出している人種は気が狂っているので、参考にはならない意見だろう。一般人的な感覚としては、高級キーボードは欲しい。けれども手が届くギリギリの値段でやってくれというのはごく普通の願いだろう。それを叶えるための涙ぐましい企業努力と言うべきか。

Type-S版についての個人的な感想

Hybrid Type-Sを常用している僕からの簡単な感想を列挙しよう。

静音性

通常版に比べるとたしかに静音性は高くなっているが、そもそも打鍵の圧が強い僕からすると、そこまで打鍵音での差があるとは思っていない。うるさいと感じる人はずっとうるさいだろうし、打鍵音が心地よいと感じている人からすると心地よいものだろう。正直、静音性目当てで買うメリットは無いだろう。

日本語配列

私は英語配列至上主義なので、日本語配列にするメリットは感じていない。だが、日本語配列でないと駄目な身体の人からするとありがたいのだろう。配列に関しては好みの世界なので、正直英語配列でも、日本語配列でもどちらでも良いと思う。日本語入力が多い人は、日本語配列の方が若干有利になるので、選んでも良いかもしれない。私はプログラミングが主な仕事で英字入力が多いので、どうあがいても英語配列の方が効率良いので、今後も、英語配列を選ぶだろう。つまり、そういう事なのである。

キーマップ変更ツール

これは便利なツールで、これが無いと駄目だという人種を一定数知っているので、価値が高いと思う。とはいえ、Classic Type-Sを使う人で、このツールの恩恵を受けるような人は恐らくClassic Type-Sを使う意味はあまり無いかもしれない。Hybrid Type-Sの方が使える範囲が増えると思う。

打鍵感

打鍵感に関しては、はっきり言って好みの世界であるが、敢えて言わせてもらう。最高だ。HHKBだけでのキー入力生活もそろそろ20年目に突入するが、永遠に飽きずに叩き続けられるキーボードであると言っておく。個人の主観だし、N=1の感想なので、ここに関しては千差万別の反応があると思う。それでも、少なくとも一人は20年間ずっとHHKBに触れ続けてその打鍵感を愛している人間がいるという事実だけは知っていて欲しい。

Hybrid Type-S と Classic Type-Sの違い

Hybrid Type-Sの一番のメリットは外に持ち運び出せるという事だ。Bluetoothで繋げて外で入力という事をするシーンがある人は、Hybrid Type-Sを購入するインセンティブがある。一方、デスクトップに繋げっぱなしという使い方をするなら、Classic Type-Sで構わない。実は自分はデスクトップで使う時は有線で繋げて使っている。たまに外に出歩くときに有線から外して使うという程度だ。なので、自分のHHKBの使い方としては、Hybrid Type-SをClassic Type-Sに置き換えても問題ない使い方をしているとも言える。

閑話休題

もう一つの決定的な差としては、値段だ。Hybrid Type-Sは36,850円、Classic Type-Sは31,900円。差額は4,950円、約5,000円の差がある。Bluetooth接続機構と電池部分を取っ払った金額がこれだと考えるとそこまで値段差は無いと言える。なら、Classic Type-SではなくHybrid Type-Sを購入したほうがむしろ安いのではと考えてしまうのは、僕のようなキーボードにアホみたいにお金をつぎ込む変人的思考で、やはり昨今の経済事情を鑑みるに、5,000円差は大きいだろう。

ちなみに、Classicの無印版は、26,950円なので、さらに5,000円ほど安くなっている。正直Classic Type-Sを購入するくらいなら、Hybrid Type-S買えば良いし、安価に買いたいなら日本語配列に思い入れが無い限り、Classicの無印版が入門用としては良い気がする。

いくつかの記事を見ると、刻印の位置が左上から中央へ移動したというマイナーチェンジがされているが、僕は無刻印を使っているので、このマイナーチェンジによる差はあまり良く分からない。

で、結局何を買えば良いの?

高級キーボードを購入したい。でも、どれを買えば良いのか分からない。そういう人がもしこの記事に流れ着いたのならば、参考になる情報をお教えしよう。

HHKB Professional HYBRID Type-S 無刻印/墨 英語配列だ。

黒一色で、購入して4年経過したが、未だに元気に入力が出来、打鍵感の衰えを一切感じない最高のキーボードである。一番原始的なHHKBがこれだと思う。他のバージョンはこれをベースに拡張してると考えるのが正しい。

どうせHHKB使うなら、無刻印をオススメする。最初は不安があるかもしれないが、3日もすれば刻印は飾りだったという事に気がつけるし、F1~F10のキーはそもそも過剰なキーだったという事にも気がつける。日本語入力も、ローマ字入力メインなら日本語配列いらないんじゃんって事に気づけるし、記号の入力に関しても、実は英字配列の方が思ったよりも簡単に入力出来ることに気がつくと思う。

つまり、基本的な考えとして、無刻印+英字配列。色は白が好きなら雪を選ぶのはアリだし、インテリアとしての側面を考えると、白のほうが映えると思う。決して安っぽい作りではないので、長く使っても、色が褪せて悲しくなる事は無い、と言っておこう。

で、最後にHYBRIDか、Classicかの選択になるが、どうせ買うんならHYBRIDで良いと思う。重さが気になる人はいるかもしれないが、HHKB持ち運ぶ覚悟なら正直どれも変わらない。

あと、プレスリリースに書いてあるとおり、Classic無印の黒は在庫が捌けたらもう生産されない貴重な存在になる。Classic無印が好きな人は買い増ししても良いかもしれない。

最後に

最近、REALFORCEのR4が発売された。黒のテンキーレスであるR4HD11が気になっている。お値段36,520円なので、HHKB Hybrid Type-Sと大体同じ値段だ。私の腕は二本しか無いので、これ以上キーボードを増やしても仕方がないのだが、正直REALFORCEは手元においておきたいキーボードの一つなので、気がついたら、増えているかもしれない。左手はHHKB、右手はREALFORCEみたいな変速二刀流使いをやっても良いのかもしれないという訳の分からないことも考えている。

引っ越ししたおかげで色々と机の上が片付いたので、なんやかんや物を買い足している自分がいる。とはいえ、資金にも限界があるので、いい加減物をドカドカ買うのをやめねば。

サブブラウザにZen Browserを使っている話

Zen Browserの話

僕がメインブラウザとして使っているのはVivaldiだが、サブブラウザはその時々で切り替えて使っている。

それで2024年11月現在、Zen Browserをサブブラウザとして使っている。 Zen BrowserはFirefoxをベースにしたブラウザで、ハイパフォーマンス、ハイセキュリティを謳っている。僕はセキュリティよりもパフォーマンス部分への興味関心が高く、実際に使って感じるパフォーマンスの高さに感動している。

パフォーマンスについて

起動、レンダリングに関してはかなりの速さを体験できる。Rustベースで開発されているFirefoxが速いのは以前から体験して知っていたが、それと同等の速度が期待できるのがZen Browserだ。

Rustによる高パフォーマンスが知れ渡るようになって久しいが、高度プログラムが出回るようになると感慨深いものを感じる。 ハイパワーマシンでCPUやGPUをぶん回しながらWebを見るという非常に無駄なエネルギーの使い方をしているが、体感としては非常に良い。

表示領域と操作性に関して

Zen Browserを作っている人は恐らく表示領域絶対主義派に近い思想を持っている気がする。サイドバー以外の表示領域は本当に最低限のサイズにしてある。さらに、キーボードショートカットも細かくカスタマイズできるので、いわゆるマウボード派も楽しくブラウジングできる。広い画面領域と快適な操作性はブラウジングにおいて重要だという事を改めて感じさせてくれる。しかし、それを感じるためには、ブラウザの高速性がないと体感ができない。その速度をZen Browserは体感させてくれる。

広告ブロック

ところで、Zen Browserは広告ブロックは搭載されていない。追跡ブロックは搭載されている。昨今のWeb広告の横暴ぶりは酷く広告ブロックを入れないと何も見る気が起きないくらいぐちゃぐちゃになっているのが実情だ。広告ブロックはアドオンで入れるしか無い。

ところで、Google Chromeはmanifest v3になると、広告ブロックアドオンが軒並み死ぬ事になっている。Zen BrowserはGoogle Chromeベースで作られていないので、広告ブロックアドオンは問題なく使えるだろう。悲しいことに、VivaldiGoogle Chromeベースなので、いつか広告ブロックが正常に動作しなくなる可能性がある。まあ、Vivaldi社は本気なので、Web汚染を広げる広告ブロックは作り続けていくとは思っている。

これから先のサブブラウザ

現状は、Zen Browserをサブブラウザとして使っているが、他に良いブラウザが出たならば、そのブラウザがその座を奪うかもしれない。 しかし、メインブラウザとしてはVivaldiをずっと使い続けていくだろう。 なにせ、VivaldiVimHHKを愛してる、ですからね

Vivaldi 6.0 登場

Vivaldi 6.0 登場

先日、Vivaldi 6.0 が登場した。

デスクトップ版 Vivaldi 6.0:新機能「ワークスペース」で目的別にタブまとめ&カスタムアイコンで自分らしさをちょい足し

新たに「ワークスペース」という概念が登場した。 どういう機能なのかは、上記のブログ記事を見てもらうとして、実際に使ってみた。

ワークスペース感想

ワークスペースを使ってみた感想としては、今まで Vivaldi を縦タブで展開して読んでいた部分をカテゴリごとというかテーマごとにまとめて見れるようになったのはかなり大きい。 ワークスペースの切り替えもショートカットを割り当てれば出来るので、キーボード操作+マウスなブラウジングスタイルの自分とも相性が良い。 今回、Vivaldi が取り入れたワークスペースという概念はその内、他のブラウザにも取り入れられていくと思う。 かつて、Speed Dial という機能が Opera を発端として他のブラウザに取り入れられていったように、このワークスペースという概念もどんどん他のブラウザに浸透していくと思う。

それにしても、現代人はタブを開きすぎではないか

で、実際に自分でも思うんだけれど、現代人はタブを開きすぎな気がする。 みたいものが多すぎて、大量にタブを開いている人は多いと思うし、自分もその一人なんだけれど、これをテーマ単位で管理出来るようになったのは、かなり大きいかもしれない。 その気になれば、ドメインで絞込んで、全部別ワークスペースに放り込んでおくみたいなことも出来るし、これからの使い方は色々考える余地が出来ている。

現状は PC のみで必要な機能なのだが、もしかしたらスマホの方にも輸入されるかもしれない。 そうなったら、Vivaldi はますます便利になって手放せないブラウザになるだろう。

とはいえ、ぶっちゃ、スマホVivaldi にはそこまで満足していない自分がいる。 カスタマイズ性が著しく低いのがその要因だ。 PC は色々変えられるのに、モバイルの方はとにかく窮屈。 カスタム出来る箇所がそもそも少ないというのが大きな要因だ。 モバイル版がゴテゴテにデコレーション出来るようになったら、それはもう大分モバイル機器がパワーアップした事の証左になるので、僕が予想するに、少なくともあと 5 年はその辺のパワーアップはお預けって気がしている。

HHKB と Vim との親和性について語る

HHKB と Vim との親和性について語る

この記事は、Vim 駅伝の 20 記事目になります。

HHKB と Vim との親和性について語る

HHKB と相性の良いエディタ

HHKBと最も相性のいいエディタと言えば、何をイメージされるでしょうか。 そうです、Emacsですね。 えっ、Vim じゃないのと思われた方、違います。 HHKB と最も相性の良いエディタは Emacs です。賛否両論あると思いますが、私の中では、Emacs 以上に HHKB と相性のいいエディタはありません。 Emacs がなぜ HHKB と相性が良いのかと言うと、その入力思想にあります。 Emacs は Meta キーを駆使して、入力と編集をシームレスに行うという思想があります。Meta キーで入力切替をスイッチ出来るので、不浄キー*1を使わずに移動や文字選択が可能です。 HHKB の開発理由として、PC/AT 互換機配列が、UNIX 使い(Emacs 使い)にとって不評だったというのがあり、このキーボードが想定していたユーザは Emacs ユーザだった事が分かります。

Vim と HHKB の親和性

それでは、Vim と HHKB の相性が悪いのかというと、そんな事はありません。むしろ、非常に相性が良いと言えます。 VimEmacs 同様に不浄キーを使わずに文字入力を行うという思想が根底にあり、矢印キーを取っ払った HHKB と相性が悪い訳がありません。 しかしながら、VimEmacs の決定的な違いとしてモードという概念があり、Vim には、入力モード、ノーマルモード、ヴィジュアルモード、コマンドモードの 4 つの モードがあり、このモードを駆使して文字の編集を行います。 このモードによる切り替えと HHKB は相性が良いかと言われると、非常に悩ましい問題です。 相性が良いとも言えますし、そうでもないとも言えます。一つ言えるのは、Emacs よりもモード切替という「手間」が増えているのは事実です。 とは言え、このモード切り替えの方が楽に脳を切り替えられるという人もいますので、必要十分な経費だと私は考えています。 昨今は私自身が反射でモード切り替え出来ているので、Vim 上にモード表示をする必要はなく、完全にコントロール出来ている自負はあります。 このあたりは、人間というソフトウェアが非常に高性能であるため、効率が悪いと思われる行為に関しても最適化を進めることで通常の効率を超えるという事が稀によくある現象です。

閑話休題。 いずれにせよ、入力に関して Vim と HHKB は非常に親和性の高いツールであると言えます。

私のエディタ遍歴

実は、Vim に傾倒する前に私は秀丸エディタのヘビーユーザーでした。 エディタ遍歴をざっと書くと、VZ EditorMIFESEmEditorTeraPadサクラエディタ秀丸エディタを経由して、Vim に到達しました。 最近は、NeoVimをメインで愛用しています。 これらを見ても分かるように、ほとんどがインターネット(あるいはパソコン通信)で手に入れることが出来るエディタを使い続けている事が分かります。 AtomSublimeText と言った流行のエディタを試しで使うことがありましたが、Vim になってからはほぼ Vim しか使っていません。 VSCode はたしなみとして触っていますが、本格的には使いこなせていません。なぜなら、Vim の方が簡単にカスタマイズ出来るからです。 同じテキスト入力という世界で考えてみると、一太郎Word は、いまだに使い方がよく分かりません(笑)。

私がエディタに求めること

私のテキストエディタ遍歴を見ると分かる通り、テキストエディタに一番求めているのが「高速性」で、次に「安定性」と「入力効率」です。 現在愛用している Vim(NeoVim)は、高速かつ入力効率がほどほどに良い(あとカスタマイズしやすい)という点が気に入っています。 安定性に関しては、めちゃくちゃでかいファイルを開いたら安定しないので、この点に関してはそこまで評価はしていません。 もっとも、そんなでかいファイルを開くようなことをするなとか、そんなでかいファイルを開くなら less 使えとか、色々お言葉はあると思いますし、自分もそうしろと思うので、これに関しては用途が違うという事で結論づいています。

ちなみに、秀丸エディタは、高速性と安定性の極地にいるようなエディタだと未だに感じていますし、たまに起動させるとその起動の速さに圧倒されることがあります。 近年は、各種カスタマイズと、マシンパワーで高速起動に関しては、ある程度補える時代になってきました。 したがって、高速性(及び安定性)に関しては、実はそこまで意識しなくても良くなってきたというのが、現代のエディタ環境だといえます。 現代はむしろ、入力効率や、補完機能が優れているエディタが好まれる、そういう時代なのではないでしょうか。

HHKB と不浄キーを極力触らないエディタとの相性

となると、後はそのエディタと相性の良いショートカットは何なのかという話になり、さらにそのショートカットを効率よく入力出来るキーボードは何なのかという話になってくる訳です。 この点で、HHKB は、EmacsVim という不浄キーを極力触らないエディタと抜群に相性が良いのです。 入力できるキー数を減らすだけでなく、各種キーへの適切な距離、適度なキーストローク、心地よい打鍵感、10年以上使ってもぶっ壊れない高耐久性、机を広く使えるサイズと HHKB はまさに文字を打ち込むのに適したキーボードと言えます。 そして、そのキーボードの性能を最大限に発揮できるのは、キー入力効率をとことんまで考え抜かれたエディタたちになるわけです。

VSCode に関しては、Vim のように入力したり、モード変更出来たりする拡張が備えられており、現代における最大公約数的なエディタとして、日々更新が行われており、現在の多くのエディタを駆逐してきた一面があります。 しかしながら、今後どれだけ VSCode が機能を追加していったとしても、EmacsVim が持つ不浄キーに触れない思想と融合することはないでしょう。 そもそも、設計思想が違いますし、私はそれで良いと思っています。 VimEmacs で高速にテキストを打ち込んでいきたいという変態的思想を抱える人たちは一定数存在していますし、そういう人たちは私が観測する限り、自分で環境そのものを大幅に変えたいと願う人が多く、基本的に「普通」の枠に収まらない人たち(大分オブラートに包んだ表現)なので、どれだけ VSCode のシェアが伸びていったとしても、その人たちのシェアを奪うことは出来ないでしょう。

HHKB に関しても同様で、このキー配列の素晴らしさと打鍵感に心奪われてしまった人は一定数いる訳でして、慣れてしまうと、他のキーボードになかなか浮気しなくなります。これは、HHKB だけでなく、Realforce に関しても似たような事が言えるかもしれません。 最近では、自作キーボードで理想の配列+理想のキースイッチという組み合わせで HHKB を超えるキーボードを作っている人たちも見受けられますが、まだちょっと時代を先取りしすぎている感じがします。

キーボードの進化と未来

最終的に、誰もが気軽に自分好みの入力環境が出来るようになれば、世界はぐっと変わるかもしれません。 現在はエディタを使ってテキストを大量に入力する時代ですが、今後は音声入力オンリーで色々解決出来るようになる世界がわりとすぐ後ろまで来ている気がします。

そのような時代になったとしても、きっと Vim 使いや HHKB 使いは、キーボードを駆使して高速に入力をしていく、そんな近未来が見えています。 私は、そんな時代になっても、頭脳とキーボードを駆使して、問題を解決したり、自分の思想を語ったり、しょうもない事をネットに流ししたりする、そういう事をし続ける子どものような大人として、生き続ける気がしています。

*1:カーソルキーの事

Vivaldi Social に joinした

Vivaldi Social に joinした

アカウントはこちら。 とりあえず、簡単に告知だけ。 マストドンアカウントを持っている方は、フォローしてくれるとありがたい。

mstdn.jp でもなく、 pawoo でもなく、Vivaldi Social を選んだ理由

先日、Twitterがサードパーティアプリを締め出す発表をした。 それにともない次世代Twitterである、マストドンの移行先を検討した。 マストドンの有名なインスタンスはいくつかある。 mastdon.jppawooといった物。しかし、僕は立ち上がったばかりのVivaldi Socialを選んだ。 ユーザの数を重視するならば、先の二つを選ぶ方が賢明だろう。 しかし、僕自身がSNSに求めているのは人の多寡ではなく、人の質である。 Vivaldi Socialという尖ったインスタンスを選ぶ人の質は果たしてどうか。

少なくとも、彼らは多数派ではなく、少数派である。 そして、彼、彼女らは、少数派である事を誇るような人種ではなく、少数派である事を楽しむ人種だろう。 Operaから脈々と続くVivaldi陣営の理念を愛している人たちは、そういう人種だ。

要するに、僕自身が変わり者であり、同時に似たような変わり者が好き過ぎるのだ。 理由はそれだけである。

Vivaldiのビジネスモデル

マストドンインスタンスを維持していくにはそれなりに費用が必要である。 その費用をVivaldiはまかなえるのだろうかという素朴な疑問が生じる。 答えは、Vivaldiのビジネスモデルに書いてある。 これを読むと分かるが、検索エンジンGoogle以外を選択して検索するならば、それがVivaldiの収入に直結する。 普通にブラウジングしていれば、それで収入が生じるのだ。 費用に関してはそれでなんとかなっているようなので、今後も引き続きVivaldiを使い続ければ良い。

自由について

ここから先は、愛読しているBlackIceCoffeePhenomenonに倣って、散文的な表現でなんかそれっぽくエモい文章を書き散らしたいと思う。

以前どこかで書いたが、僕は自由に関しては制限が必要だと感じている。 どういう事かというと、制限のない自由、つまり無法状態は本当の自由ではないと感じている。 ルールという枠組みがあり、その枠を越えない中で何でもできる、それが真の自由だと思っている。 これは、僕の中の定義であり、自由に関しては人それぞれだ。 言葉を変えるならば、考え、、哲学、信条、あるいは、信仰か。 いずれにせよ、僕は他の人の考えを変えるつもりは無いが、こういう考えをする人がいるという参考にして欲しいと思っている。

さて、この枠組の中での自由という点で、Vivaldi陣営はOpera時代から一貫している考えだと僕は思っている。 Vivaldi陣営は恐ろしいくらいルールに厳密だと感じている。 ルールを作る事は他に任せつつ、その中でできる限りのことをするというスタンスはずっと変わっていない。 その姿勢が、僕はとてもつなく好きなのだ。

Vivaldi Socialはどれくらい自由なのだろうか。 そして、どういう自由を選んでいるのだろうか。 僕にはそれは分からない。 でも、無法地帯にはならないだろう。 Vivaldi陣営は、ほどほどの安心と安全を提供してくれる、そう信頼している。

YUNZII YZ68のレビュー

YUNZII YZ68を手に入れた

YUNZII YZ68
YUNZII YZ68

今までHHKBという至高のキーボードを叩き続けていた僕が、とある動画でこのキーボードの存在を知ってしまい、ついに購入してしまいました。

商品名はYUNZII YZ68。激安のゲーミングキーボードを発売しているメーカーです。

AAも貼っておきます。

使用感

今回は初メカニカルキーボードという事で、赤軸のキーボードにしました。 曰く、押下圧が低めで反応速度が速いとの事。 実際に触ってみて、確かにHHKBよりもレスポンスが速いことを確認できました。 フレーム単位で戦う人たちにとっては割りと死活問題な速度域が出ているなという程度の差です。 文書入力メインの人にはあまり差を感じないレベルです。

良い所

  • デザイン
  • キー配列
  • 押下圧の軽さ

デザインについて

デザインがめちゃんこ可愛いですよね、このキーボード。 爽やかな配色にとても惚れ込んでいます。 一目見た瞬間に「あっ、欲しい」って思っちゃいました。 そして、思い続けて2週間、ついに買ってしまいました。 キーボードに関してはどうも、財布の紐が緩くなってしまいます。

キー配列について

キー配列に関しては、かなり変態的ではあるのですが、いわゆるHHKBテンプレUS配列なので、HHKBに慣れている自分からすると、このキー配列は悪くないです。 むしろ大分慣れた配置だと言っても過言では無いでしょう。 チルダの位置が若干厳しい所ではありますが(笑) HHKBに手を出してみたい、でも矢印キーが無いのは……と不安に感じる人は、これを入門用としてチョイスするのは良いかもしれません。 Macで使う際には、Fn+Mを押してマックモードにすると快適に使えます。 ただ、Capsキーはそのままなので、Karabiner-Elementsを使って、CapsキーとCtrlキーのSwitchは必須だと思います。

押下圧の軽さについて

赤軸は、ちょっと押すだけですぐに入力できます。疲労感はかなり少ないです。 HHKBは結構重かったんだなーって改めて感じました。 僕自身、結構「ダカダカ」叩き込むタイプなので、この軽い押下圧は久々って感じがします。 個人的に、この軽さは気に入っています。

悪い所

  • 光る
  • 重い
  • うるさい

光ることについて

昨今は光らせる文化が浸透しすぎていて辟易しますが、光るのが好きな人にとってはデメリットにはならないと思います。 自分は、嫌いです。 Fn+Deleteである程度静かになりますし、バックライトに関しては、Fn+RightControlでかなり大人しくなります。 オススメ。 日本語の短い操作説明がついているので、そのページを参考にする事ができます。

重いことについて

HHKBは、約540gに対し、YUNZII YZ68は約725gと200gほど差があります。スマホ1個分くらいかな。 携帯性に関してはHHKBの方が優れています。 ただ、重いのも悪くなくて机の上に置いた時、すごく安定します。 この辺は好みの差だなーって感じです。 自分としては、HHKBに慣れきっていたので、この重さは結構負担でした。

うるさいことについて

キー音は静音ではないので、割りとカチャカチャしてうるさいです。 ZOOM等でキー叩く音絶対入るだろうなくらいの音なので、静音が好きな人からするとこれはマイナス。 打鍵音フェチからすると悪くない音だと思います。 ただ、タクタイルなキー音の方が、タイプ感を体験出来るので、これはゲームする人用だなーって感じがします。 キースイッチを色々変えることが出来ますので、その辺は好みで変えてみてください。 タクタイル重視なら茶軸、タイプ感重視なら青軸。もう少し重さを重視するなら黄軸って感じでしょうか。 多分、普通の人は茶軸か黄軸の方が合っていると思います。

総評

まだ使い始めて間もないのですが、悪くない性能です。 これでお値段、12,999円と破格なので、コスパはめっちゃ良い。 デザイン性がとても優れていて、とても可愛い。キー入力性能も抜群。 文字をメインで打つ人にはオススメ出来ませんが、ゲームでキー入力速度を求める人には安くて光ってうるさいという最高の体験が出来るキーボードです。

個人的に、Macでは、このキーボードを使い、WindowsではHHKBという二刀流でやっていこうかなって思っています。 色々なキーボードで遊ぶのが楽しいです。

俺のHHKBがこんなに安いわけがない

俺のHHKBがこんなに安いわけがない

皆様お久しぶりの方はお久しぶりです。 久々のHHKBネタです。

vim-jp slackで話題になったので、注意喚起を含めて書くことにしました。

HHKB Hybrid がお値段 28,813円

最近のHHKB Hybridの平均価格は、4万円台前半になっているのですが、Amazonでお値段28,813円という、とんでもない安値のHHKBが出ていました。 超お買い得かと思いきや罠があり、

酷い送料

まさかの送料が 45,000円。ボッタクリ価格です。 酷い。

HHKBに詳しい人なら、この値段は怪しいなと感じるのですが、HHKB=高いキーボードと思っている人は騙されてしまうかもしれません。 すごい安いなーと感じたら、一旦足を止めて、販売元や送料などの確認 をしましょう。 ネット通販の鉄則ですね。 一番良いのは、オフィシャルサイトからの購入です。 ただ、購入のために色々入力するのが面倒くさい、Amazonで完結したいって人は、

AmazonPFUダイレクトから購入するのが安牌ですね。 出荷元を確認することで、ボッタクリ価格かどうかを判定する事ができます。

出荷元
出荷元

ボッタクリ送料を設定してる出荷元はこんな感じです。

PFUダイレクト
PFUダイレクト

PFUダイレクトの場合は、出荷元がPFUダイレクトとなっています。 以上、HHKBにあまり詳しくない人への注意喚起でした。 皆様、ネット通販のご利用は計画的に

余談

↑こっちはPFUダイレクトのが表示されているのに、

↑こんな感じで、紛れ込んで表示されるの完全に罠ですよね。 Amazonを上手くハッキングしてる感じがします。Amazonで購入する際には、販売元をしっかりと確認した上で購入しましょう。