VivaldiとVimとHHKを愛してる

Vivaldiが大好きでVimが大好きでHappyHackingKeyboardが大好きな変人のブログです。

HHKB Professional HYBRID Type-S 無刻印 英語配列/墨 を購入した

HHKB Professional HYBRID Type-S 無刻印 英語配列/墨 を購入した

HHKB Pro 無刻印を購入するのはこれで三台目。 購入をきっかけに、HHKBと歩んできた歴史を振り返りたいと思う。

一台目

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一台目は、HHKB Pro 無刻印 英語配列/墨。 これは十二年以上使っている相棒キーボードだ。 過去に二度の水没(自分のミス)により、死にかけた事があったが、その度に乾燥させると復活するタフな奴。 購入当時は、二万を超えるキーボードは、狂気の沙汰だと感じていたが、十二年使って分かったことは、二万を超えるキーボードではあるものの、こんなにも高品質/高耐久で使えるなら、むしろ二万は安すぎるという風に自分の考え方が一変した。 文字通り、人生を変えたキーボードである。

死ぬほど汚れているのは許して欲しい……。 今度ちゃんと掃除する。

二台目

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二台目は、以前にこのブログに書いた、HHKB Pro BT 無刻印 英語配列/墨である。 これは、持ち運んで仕事場で使っていた。 コロナ下になってからは、自宅で使っているので、実質HHKBに2台持ちという状態であった。 これも使い勝手が良くとても素晴らしいキーボードである。 僕の年収のほとんどはこの二台目から生み出されていると考えると、言わば他の誰にも譲れない商売道具。 プロの職人には、最高の道具が必要なように、HHKBはプログラマを生業とする私にとっての最高の道具である。 (そういう意味では、Vivaldiや、Vimも私にとって最高の道具の一つである)。

閑話休題

BTにする事で、良いメリットはどこに置いてでも使えるという事であり、その日の気分に合わせて、色々な場所にキーボードを置きながら作業している。 最近は、Mac Book Airの上に置いて使うことが多いが(笑)

これまた脱線するのだが、MacでもVimを愛用している。 colorschemeは、mikucolorを愛用している

三台目

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そして、今この文章を書いている三台目は、一台目の代わりとして購入した。 一台目、右下周りのキーの反応が悪くなっている。それを持ってして「寿命」と判断した。 と言っても、二度の水没を経験しているキーボードのため、ここまで違和感を感じさせないほど動いていた事実を私は重く受け止めたい。 品質の高い商品にしか出来ない芸当だと私は勝手に思い込んでいる。 もちろん、HHKBで無かったとしても、きちんと修理すればどんなキーボードでも復活はする。 単なる自己満足なのだが、高級キーボードの耐久性の高さを、皆さんにも是非味わって欲しい。

ちなみに、最初の打鍵感と、ある程度打ち込んでからの打鍵感はかなり変わる。 最初はHHKB独特のベコベコした感じがあるのだが、ブレークインを済ませると、心地よい押下感が指に馴染んでくる。 これは、いわゆる儀式的なもので、今も一部のキーには、違和感を感じているが、多分数日もすればその違和感も消えるに違いない。

今回Type-sを購入した理由は色々あるが、決め手となったのは、今までと違う打鍵感を味わいたいというキーボードジャンキー特有の欲求を満たすためであった。 身も蓋もない言い方をするならば、純粋に新しいものが欲しかったのである。 新しいガジェットを購入する動機なんて、たかがしれている物だ。

この三台目にはぜひとも、これからの十年間一緒に歩いて行ければと思っている。 そして、一台目ももちろん、たまには引っ張り出して使ってやりたいなと思う。

無刻印を選ぶべきか、刻印を選ぶべきか、日本語配列を選ぶべきか、英字配列を選ぶべきか

好みの問題なので、どちらを選んでも良いのだが、HHKBと付き合っていくとわかるが、刻印はほぼ不要である事がわかる。 キーボードの刻印は飾りである事を理解した時、無刻印を使っている喜びを味わえることになる。 しかし、それを喜びと感じるのはごく一部の変態だけだと思うので、自らを常識的な人間であると理解している人ならば、大人しく刻印ありのバージョンを購入しよう。

私は、無刻印をオススメするので、この記事に貼ってあるアフィリエイトは、当然無刻印である。

最後に、配列問題があるが、私は英字配列を強くオススメする。 先述したように、キーボードの刻印同様配列も飾りである。 真に極めるならば、キー数の少ない英字配列が最高である事にあなたも気がつくはずだ。 しかし、それを最高と感じるのはごく一部の変態だけだと思うので、自らを常識的な人間でああると理解している人ならば、自分にとって使いやすい配列の方を購入しよう。