VivaldiとVimとHHKを愛してる

Vivaldiが大好きでVimが大好きでHappyHackingKeyboardが大好きな変人のブログです。

HHKBの歴史

HHKBの詳しい歴史

このブログは久々すぎる更新であるが、この記事が出たからには書かないと行けないと思い、書いている。 すでに、HHKBに愛着を抱いている人は読んでいると思うが、念の為にこのブログにもリンクを生成しておきたいと思う。

筆者は八幡勇一さん。 HHKBの開発に携わった方で、HHKBの詳細な歴史を知ることが出来る。 これが無料で読めるとはすごくいい時代になった。

個人的に良かった点

HHKBの芸術的なキー配列が出来るまでの歴史を知ることが出来たのが良かった。 Macに対応するために、Metaキーが必要になり、その結果、MataキーとAltキーがシンメトリー配置になったのは、思わぬ誤算という感じで、興味深かった。 結局、実装してみないと分からないことはたくさんあるという事だ。 他にも、

なぜBackspaceキーではなくDELキーなのか。 和田先生の考え方のベースにあるのは、キーボードはASCIIコードをそのまま送出するものという考え方です。 制御コードは基本的にはControlとの同時押しで入力することができます。ASCIIコード表を見ると分かるように、Backspaceコードは0x08で、Control-Hで入力できます。 ところが、DELコードは0x7fとなっているため、Controlとの同時押しでは入力できません。そのため、HHKeyboardではDELキーを独立させています。

この記載も良かった。Deleteキー採用の意図を正確に理解することが出来る。 初期Fnキーのキー配列も興味深く、HHKBはその配列が色々と考えられて作られている事を知ることが出来る。

まとめ

という事で、HHKBに少しでも興味を持った方は上記noteの記事を読むことをおすすめする。 その設計目的と思想を理解できるとHHKBの魅力はより上がるに違いない。